松尾芭蕉

 松尾芭蕉と言えば、旅をしながら詠んだ「奥の細道」で有名な俳人です。
しかし、松尾芭蕉は実は忍者だったのではという説が存在します。
しかもその忍者というのが、かの有名な「服部半蔵」というから驚きです。
ただ、この服部半蔵説は、生きていた年代があまりに違うので無理がある。

 では、なぜ松尾芭蕉が忍者ではなかったかと言われるようになったかというと、その「奥の細道」の旅の日程がめちゃくちゃだったからである。
46歳だったにもかかわらず、その旅の総距離が六百里(約2400キロ)で、日割りすると数十キロ歩いた事になる。
しかも、当時の道は現在のように綺麗に舗装されていたわけでなく、さらに、峠を超えることもあったのにだ。
そこで、あの歳であの距離を移動することができるのは忍者に違いない!という説がでてきた。